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公益社団法人 安中青年会議所
群馬県安中市安中3-11-3
安中市商工会館内JCルーム
TEL : 027-382-2824

公益社団法人
安中青年会議所
第49代理事長
(2021年度)

佐藤 俊樹

【はじめに】
 公益社団法人安中青年会議所は1973年に全国で538番目のLOMとして発足し、48年間明るい豊かな社会の実現を目指して運動し続けてきました。戦後の高度経済成長期から現在に至るまでの激動と言える時代の中、情熱を絶やさず安中市の発展のために尽力されてきた先輩方と共に、関係諸団体や地域の皆様に感謝申し上げます。この繋がれてきた情熱のバトンをただ次に繋げるのではなく、より熱く強く成長させて次に渡せるよう精進いたします。
 2020年4月に新型コロナウィルス(COVID-19)流行のため、全国で緊急事態宣言が発令されました。その影響は様々な方面へ伝播し、私たち安中青年会議所も予定していた事業が中止や変更を余儀なくされました。先が見えない混沌の中ですが、ただ足踏みをしている時は終わりました。新型コロナウィルスのせいで事業が出来ないと言っているのではなく、新型コロナウィルス渦の中だからこそ出来る事業を展開していくべきです。私たちは今回の件で電子会議の手法や感染予防策を学びました。こういった新しい変化を定着させることも重要だと思います。
 私が青年会議所活動をする上で大切だと思うのは「変化」です。時代はいつも一定ではありません。時代の流れや新しい取り組みをより敏感に感知し対応することにより、メンバー自身の成長にも繋がりますし、そこから得たものを地域へ落とし込むことで明るい豊かな社会の実現に繋がると信じております。
 青年会議所メンバーは様々な動機を持って入会していると思います。例えば、地域貢献、友達作り、自己成長、ビジネスの発展、などが多いです。いずれも現状からの「変化」と言い換えることができます。この変えたいという気持ちを忘れずに、変えるための力を身に着けられるようメンバー全員で研鑽を重ねていくと共に、安中市の発展に向けて邁進いたします。

【一人一人が考え行動するSDGs活動】
 2015年9月、国連総会でSDGs(持続可能な開発目標)が採択されて以降、政府や自治体、企業、非営利団体や大学などでSDGsに関する様々な取り組みが展開されています。SDGsというのは2030年に向けた国際社会共通の目標で、持続可能な世界を実現するための17のゴールと169の具体的なターゲットで構成されています。地球上の誰一人として取り残さないことを誓っており、発展途上国のみならず先進国も取り組む普遍的なものです。
 SDGsは従来のようなトップダウン型で解決するような簡単な問題ではなく、ボトムアップ型で私たち市民一人一人が使命感を持って取り組むことが必要です。SDGs達成にはまず、みんながそれに気づくことが大切です。青年会議所でもSDGsに取り組むLOMも多く、近年では多くの地域でその存在が知られ、様々な取り組みがなされています。安中市においてもSDGsに向けた取り組みがなされていますが、まだまだ開発の余地があると思っています。この1年間は今までよりも多くSDGsを安中青年会議所に取り込み、浸透させ、ゆくゆくは事業に反映し、地域全体で取り組めるよう準備を進めます。

【会員拡大と組織力の強化】
 青年会議所において会員拡大は永遠のテーマです。それは満40歳で卒業するというシステムがあり、会員拡大を怠ると必然的に会員数が減少するからです。会員拡大は担当委員会だけではなくメンバー全員が当事者意識を持ち、しっかり戦略を立て計画的に行う必要があります。
 また、私たち安中青年会議所という組織が主観だけでなく客観的にも魅力的な組織であり続けることも必要です。そのためには魅力的な事業を行うこともそうですが、安中青年会議所の組織力の強化が特に重要です。まず入会年数の浅いメンバーを先輩メンバーがしっかりフォローします。新入会員にはJCプロトコルに基づいた行動規範を学ぶことでより早く青年会議所に馴染んでもらい、本会の魅力に気づいて頂けたらと思います。ただやみくもにみなさん会員拡大しましょうと言っても実を結ぶとは思えません。まずは各メンバーに青年会議所の素晴らしさに気づいて頂き、このような会なら友人を紹介したい、と思ってもらえるような組織づくりをすることが会員拡大への近道だと信じています。この1年間で安中青年会議所が内外から見てより魅力的な組織に成長することをお約束いたします。

【未来を担う青少年の育成】
 少子高齢化時代、私たちが住むこの地域でも他人ごとではなく、未来を担う子どもたちの育成は私たちの使命であります。インターネットや電子機器の普及をはじめとした生活環境の変化により、子どもたちは家から出なくても知識を得ることができるようになりました。非常に便利な世の中ですが、人とのコミュニケーション不足や地域への関りが少なくなっていることが危惧されます。実際に体を動かしたり、人と話したり、地域の良さに触れることが多感な青少年にこそ必要だと考えます。私たちは引き続き、子どもたちを対象とした様々な事業を展開していきます。
 また、私たち自身の普段の行動も青少年育成に繋がることを忘れずに活動しなければなりません。子どもは大人の背中を見ています。私たち大人が子どもたちの見本となり、子どもたちが私たちの背中を見て、明るい未来を描けるようにならなくてはなりません。これから10年、100年とこの地域を作っていくのは、未来を担う子どもたちです。地域で一丸となり、子どもたちに健全な心を育む機会を創出することで、将来的に地域を牽引するリーダーが生まれ、未来の安中市をより素晴らしいまちにしてくれると確信しています。

【挑戦し続けるまちづくり】
 私たちはまちづくり事業としてお祭を二つ行っています。一つ目が「フェスタ大江戸inあんなか」です。このフェスタ大江戸inあんなかは先輩方から受け継がれてきた継続事業で、2021年度で19回目を迎えます。安政遠足マラソンに訪れた沢山の来場者や地域の皆さまに楽しんでいただくために毎年様々な工夫を凝らしてきました。今では安中青年会議所を代表する事業の一つで、後世に残さなければならない事業だと考えます。
 もう一つが「あんなか祭り」です。あんなか祭りは古くからおこなわれてきた地域のお祭りで、2016年度から私たち安中青年会議所が主催となりました。2021年度は主催となってから5回目のあんなか祭りですが、2019年度に日本列島で記録的な被害を生んだ台風19号の影響で中止となり、2020年度は新型コロナウィルスの影響で通常開催は出来ませんでした。この歴史あるお祭りを後世に残すことが私たち安中青年会議所の責務だと考えます。2021年度は、通常開催出来なかった悔しい2年間を乗り越えたメンバーと新入会員が一枚岩となり、通常どおりの開催を目指します。このあんなか祭りで安中市全体が一つになり、盛り上がれるような祭りに将来なれるよう、今年も挑戦させていただきます。

【おわりに】
 私は2012年に入会し、青年会議所からは多くのことを学びました。2015年に当時の理事長から委員長をやってみないかとのお話を頂いたのですが、私は仕事の忙しさを理由に断ってしまいました。その後、2017年に初めて委員長をやらせていただき、そこでの重圧は相当なものでしたが、事業を繰り返すごとに何とも言えない達成感があり、過去に委員長の話を断ってしまったことをひどく後悔いたしました。今思い返せば、この時が私の中の意識が変化した瞬間でした。できない理由を探すのではなく、出来る理由を探すべきだったのです。その翌年にはおぼろげながら自分が理事長になる未来を見始めるようになり今日に至ります。思い返すと楽しいことも辛いこともたくさんありました。その傍らには常に苦楽を共にした仲間がおり、その仲間から多くの成長の機会を与えてもらいました。私はこの地域が好きで、そこに住む人たちが好きです。そんな地域の皆さまのために一生懸命やらせていただきます。
 JCには失敗しても許されるという言葉があります。この言葉には適当にやって失敗してもいいという意味ではなく、どんなことにも恐れずにチャレンジしてほしいという真意があります。青年会議所には様々な機会があります。どうかメンバーの皆さまは失敗を恐れずに堂々とチャレンジしてください。責任は全て私が負います。
まもなく安中青年会議所は50周年を迎えます。これは偏に地域の皆さまや、今まで英知と勇気と情熱を持って安中青年会議所を作り上げてきた先輩方のおかげだと思います。メンバーが一丸となり50周年に向け、さらにはその先100周年をも見据えチャレンジし続けていきます。
 最後になりますが、公益社団法人安中青年会議所 第49代理事長として、2021年度が地域の皆さまやメンバーにとって実り多き一年になるよう職務全うしていくことをお約束し、全力で邁進していきますので、一年間、ご理解ご協力、ご指導ご鞭撻の程頂きますようお願い申し上げ、理事長所信と致します。

基本方針
1. 一人一人が考え行動するSDGs活動
2.会員拡大と組織力の強化
3.未来を担う青少年の育成
4.挑戦し続けるまちづくり